もはやなすがまま、ネトゲが日常で当たり前になった


●当時のぽにゃん
この年はUO3D用にPCを買ったり、やっとDC購入、そしてGC買ったり、とにかくハードを買いまくった。でも、ほとんどはUOやってました。そしてついに・・・

PlayStation BB Unit&FFXI購入!

PCでやるという選択肢もあったんだが、もうなんかいろんなゲームハード買ったから、ついでに買っちまえ!的なノリだったw
お金使いすぎのように思われるけども、お外で遊ぶ回数が減ってゲームに使うようになっただけだったり。

きっかけは、RJからずっと一緒に遊んでたフレ二人が、UOからFF11βテストにいった。そしてそのままFF11に定着。
ぽにゃんはまだUOが楽しくて仕方なかったし、PS2持ってなかったからスルーしてたんだけど、11月にPC版発売。
そうなるとけっこう情報入ってきて、さらにベンチマークも試せる。じわじわとだが興味を持つように・・・。

んで、メールとかでSS送ってくるわけですよ。
グラフィックがめっちゃ綺麗でUOとは比較にならんのですよ。
その中でも、ぽにゃんの心を奪ったのが

タルタルだった

反則的な可愛さだろ・・・なにこれ!?動かせるの?
FF11プレイしてないのにタルタルの画像とか集める。
いや・・・まて・・・だがな・・・ううむ
グラフィックは良いけど、入ってくるゲーム内容の評判はイマイチだった。でも我慢できんかった!我慢できんかった!

で、プレイする。2ヶ月ほどで辞める(;°д°)
グラフィックはいいんだけど、当時の仕様はとにかく不便でUOとは比較にならなかった・・・。

しかし、UOの方がこけた・・・悪夢のAoS導入。
AoSはFF11やリネージュを意識したクライアントだった。
それについてはUOページ参照ですが、FF11が面白かったわけではなく、UOがツマラナくなったのが、ぽにゃんをFF11へ移住を決意させたのだった。

ヴァナディールに降り立った
究極天才大魔道士 ぽにゃタル
可憐にて波乱なる、日々のドラマの幕開けである

FF11は遊びじゃねーんだYO
そう、マジで遊びじゃなくなる。ライフワークと言われるほどリアル人生を変えかねない中毒性を秘めた、ロングヒットMMORPGに成長していくのである

フファイナルファンタジーXI

2002年5月16日発売 スクウェア・エニックス PS2版
2002年11月7日発売 スクウェア・エニックス Win版
2006年4月20日発売 スクウェア・エニックス 360版
プレイ期間:02/12~08/10


参考動画


●ゲーム内容
仮想の世界ヴァナ・ディール(Vana'diel)の中を冒険者として自由に往来しながら、ミッション、クエスト、アイテム製造、売買などしてキャラクターを育てていく。コンシューマーゲームとしては世界初のMMORPGとなる。

FF11の特徴
ボーダーレスな世界。プレイ環境のボーダーレス化を目指す壮大な実験として、機種別・国別・言語別にサーバを分割せず、全てのプレイヤーを同一のサーバ環境に収容している。(日本、北米、欧州など世界各地のプレイヤーが、またPS2、PC、Xbox360など区別無く)
このため、自動翻訳を備えた【定型文】が用意されており、簡単な会話での交流を可能とした。

ミッション・クエスト
オンラインゲームでありながら、ストーリーや時代背景などの設定が非常に充実している特徴を持ち、歴代ファイナルファンタジーシリーズのように壮大なストーリーをプレイヤーが体験する事ができる。随所にイベントやムービーが盛り込まれ、まるで家庭用ゲームRPGを思わせる。その内容は名実ともに日本最大級の規模で、数多くの追加ディスクが発売され、パッケージ毎にストーリーのオープニングやエンディングのようなものが一応存在する。すべてを攻略して見る事ができるプレイヤーは少ないほど。

プレイヤーキャラクター
5つの種族(ヒューム、エルヴァーン、タルタル、ミスラ、ガルカ)の中から身長(S・M・L)、性別(ガルカは性別という概念なし、ミスラは女性のみ)、フェイスパターン(8つのタイプとその髪の色違い2種で計16種)を選択することが出来、任意またはコンピューターの自動設定でプレイヤー名を付ける。重複した名前、ゲーム中に登場するNPCの名前、開発関係者と混同するような一部の企業名、個人名は使用できない。

種族によりステータスに個性があり、ヒュームを平均値としてエルヴァーンとミスラが小異、タルタルとガルカが大幅な割り振りの対になっており、ステータスの数値を平均化すると全種族同一となる。同種族内での身長、性別、フェイスパターンによるステータス差はない

所属国
サンドリア王国、、バストゥーク共和国、ウィンダス連邦の三カ国から好きな国に所属できる。
所属国によってミッション内容、リージョンポイントでの交換アイテムに違いがある。

ジョブLV
ジョブごとに独立したレベルを持つ。レベルを上げていくことによって、HPやSTR、INTなどのステータス値、および、武器スキルや魔法スキルなどのスキル上限値が、固定値で上昇し、新たな武器や防具を装備可能になったり、魔法を習得する為の魔法スクロールを使用可能になったりする。

スタンダードジョブ
戦士 (Warrior/WAR) モンク (Monk/MNK) 白魔道士 (White Mage/WHM)
黒魔道士 (Black Mage/BLM) 赤魔道士 (Red Mage/RDM) シーフ (Thief/THF)

エキストラジョブ
ナイト (Paladin/PLD) 暗黒騎士 (Dark Knight/DRK) 獣使い (Beastmaster/BST)
吟遊詩人 (Bard/BRD) 狩人 (Ranger/RNG)

ジラートの幻影 エキストラジョブ
侍 (Samurai/SAM) 忍者 (Ninja/NIN) 竜騎士(Dragoon/DRG) 召喚士 (Summoner/SMN)

アトルガンの秘宝 エキストラジョブ
青魔道士 (Blue Mage/BLU) コルセア (Corsair/COR) からくり士 (Puppetmaster/PUP)

アルタナの神兵 エキストラジョブ
踊り子 (Dancer/DNC) 学者 (Scholar/SCH)

アビリティ・ウェポンスキル
各ジョブ特有のアビリティ、ウェポンスキルがありLVが上がる事に修得できた。

ステータス
HP MP STR VIT DEX AGI INT MND CHRからなり種族・ジョブにより数値が異なる。
攻撃力・防御力・回避力・命中力などが表示され、非表示だが飛命中力・魔法攻撃力・魔法命中力などもある。
8種類の属性攻撃、耐性などもある。

スキル
ジョブLVとは別に、武器・魔法・防御のスキルがある。
武器を使う事で、魔法をしようする事で、防御が成功する事で、ランダムで上昇する。

戦闘システム
オートアタックで攻撃し、TP(Tactical Points)を使ってウェポンスキルを使用、MPを使って魔法、アビリティなどを駆使し戦う。FF11はPT単位でMobは1匹、アライアンスも同様で大勢で1匹と戦うバランスで経験値が稼げる。またマクロ戦闘と呼ばれるほどコマンドをマクロ設定し使用する戦闘が主流。


・冒険者生活
フィールドは広大ですべてを見て歩くには、とてつもない時間を要する。
移動は必須で、チョコボ、船、飛空艇などがあり、魔法のテレポやデジョンでワープも可能。
街にはプレイヤーキャラごとにモグハウスが用意されており、モーグリがアイテムやギルを預かってくれる。
家具を置けて家具によっては倉庫代わりにもなる。
合成でアイテムが製作可能で木工 鍛冶 彫金 織工 革細工 骨細工 錬金術 調理スキルがある。
チョコボ堀り 栽培 採掘 伐採 採集 釣り、潮干狩りなどして素材を得る。

数多くのダンジョンがあり、多数の占有フィールドでPvEがプレイできた。

占有型フィールド
BF(Battle Field。入口のBurning Circleを略してBCとも呼ばれる)占有時間10 - 60分
デュナミス(裏世界)最大64人(18人、36人、64人) 占有時間30 - 210分
ENM(エンプティーノートリアスモンスタークエスト)最大18人 占有時間30分
リンバス 最大18人 占有時間30 - 120分
アサルト 最大6人(最低3人) 占有時間15 - 45分
ナイズル島(アサルト) 最大6人(最低3人) 占有時間30分
サルベージ 最大18人(最低6人) 占有時間100分
エインヘリヤル 最大36人(最低6人) 占有時間30分
モブリンズメイズモンガー 最大6人 占有時間25 - 30分

強制参加型 PvE
ビシージ 最大700人 最大時間1時間

任意参加型
遠征軍 最大6人 制限時間無制限
ガリスン(守備隊) 最大18人 制限時間30分
カンパニエバトル 最大500人 最大時間1時間(敵1部隊につき1時間)
カンパニエops 最大6人(1人限定、3 - 6人限定もある)制限時間数秒 - 無制限
コンフロント 最大18人(コンフロントによっては、6人限定などもある) 制限時間30分
ウォークオブエコーズ 最大36人 制限時間30分
バスティオン 最大500人

これら占有型フィールドは、数多くの種類のフィールド、クエストがあり、すべてを遊び尽くせるプレイヤーは少ないほどである。

PvPコンテンツ
バリスタ
04年4月22日に実装されたコンフリクトの一種で、サンドリア王立騎士団の城攻め演習を起源とする模擬戦。「ペトラ掘り」によって得られた「ペトラ」を「ルーク」に「シュート」すると得点を得られる。たくさん得点したチームの勝ちとするスポーツ的なルールでその過程で対人戦が行われる。

ブレンナー
06年2月21日に実装されたコンフリクトの一種で、鉱山労働者の作業訓練に端を発し、クリスタル戦争前までバストゥーク共和国の黄金銃士選抜試験に採用されていた競技。燃焼装置を攻撃し、守れるか鍵であり、その点でバリスタとは交戦の意味が大きく異なる。運動会の棒倒しみたいなルール。

その他コンテンツ
チョコボサーキット
PC同士がチョコボ育成によって育てたチョコボで競いあう、チョコボレースの新ジャンル「冒険者参加レース」を行うための会場。レースの勝者(?)を予想するギャンブル「勝鳥投票」もできるので、サーキットと言うよりもいわゆる競馬場をイメージさせる施設である


他にも沢山ありますが・・・ここまで書いたのが代表的な内容。



●個人的なレビュー

どっから書くか・・・難しいな(; ´ω`)
まず、面白いかツマラナイかで書いたら、両方と言える。

苦痛とも言えるLV上げ、自由度の低さ、何をするにも時間のかかる世界

ゲームとして遊んだ感想としては、思い出補正有りだとしても、楽しめた!と手放しに称賛できるゲーム内容ではなかった。気軽に遊べるゲームではない。しかし・・・


たくさんの感動があった


当時としては最高峰のグラフィックで、綺麗な風景が広がり、太陽の光はまぶしく、月の明かりは美しく、海、浜辺、そして天候による変化は実にリアルで、プレイヤーはキャラクターを操作していながら、まるで自分自身がそこにいるかのような錯覚をしていまうような感覚がありました。

広すぎるフィールドや街、船や飛空艇での移動も時間が掛かる、けどだからこそリアルに感じた。
エリアによってガラっと変わる風景、まさに冒険をしている、旅をしている感覚になる。

ゲームの難易度の高さから、達成感が感じられた。何時間、何日、何ヶ月も掛けて準備し到達し達成する。

パーティプレイの楽しさ、難しさ、戦術性は他のゲームでは味わえない奥深さがありました。
ちょっとしたミスで全滅を招く絶妙なバランス、マクロの組み立て方でガラっと変わるキャラ性能。
各ジョブの役割をこなす使命感、WS連携、マジックバーストなどみんなで声をかけあって繋げる。
メンバー集めから狩場決め、いろいろな事をメンバー同士でチャットで話し合い決めていくのも楽しかった。

そして壮大で緻密かつ奥深いストーリーと世界観。
MMORPGでここまで惹きこまれる内容はFF11しかなかった。膨大な量のミッションとクエストが、どれもどこかでストーリー上で繋がり、歴史や人間模様などが感じられ、それらに関わるNPCの存在価値・理由はとても大きく、無駄なNPCなどいないとすら言える。ストーリー上で重要なNPCにはほとんど性格や話し方にクセなどが設定されていて、キャラが際立っておりプレイヤーを魅了した。

リンクシェルコミュニティー
冒険中、パーティプレイ中に仲良くなった人達で徐々に形成されていった人の和。
所属し、ただ単にチャットをするだけのコミュニティーとは違い、あらゆるコンテンツをLSメンバー達と協力してクリアしていく過程は、その難易度の高さ、達成感の大きさから、リアルに感動ができた。
闇の王討伐、AF取り、数々のクエストやミッション。中でも世間では不評ではあったけど、プロマシアミッションを最初から最後までLSメンバーだけで半年ぐらいかけてクリアした時の感動は、良い思い出。

自分の分身であるキャラクターへの愛着
当時、ぽにゃんと一緒にプレイしていた人達はわかると思うが、ぽにゃんはとにかくタルタルが可愛くてどーしょもなくて、まるで実の我が子を育てているかのような、異常とも言える、ぽにゃタルへの愛情というか執着があった。リアルで夢に何度も出てきて、FF11が終了し、ぽにゃタルが泣いて別れを告げるという夢を見た時は、ハっと目が覚めマジ泣きした(実話)

魅力的なアイテムの数々
当時では最高のグラフィックで装備ひとつひとつにグラフィックがあり、装備するとキャラクターの容姿が変化する。そのため、気に入った装備がしたいがためにLVを上げたり、AF欲しさにそのジョブを上げたりしたものでした。またステータス性能から、STR+いくつ上がるだとか、ヘイスト何%だとか、装備したら必ず目に見えてその効果がわかるバランスで、頑張って手に入れたいという気にさせられる。

数々のアイテムを手いれるようになるけれども、誰でもひとつはコレだ!と言える一番の思い入れのアイテムがあると思います。ぽにゃんにとってそれは、後にも先にも赤魔道士AFがそれでした。
あの時の喜びと感動は、FF11をプレイしてきた中で1番の思い出です。


ともかく、語りつくせないほどの、感動と思い入れのあるゲームだったと言える。


プレイヤーとしてのぽにゃんは、のんびりペースで最初の赤魔が75になるのに1年半かかった。
つーか赤魔AFが揃った時点で、引退を考えていたんだけど、LSメンバーとの交流と、次々発売される追加ディスク、コンテンツがそれを許さなかった。ストーリーの続きが気になって、ムービーが見たくて、純粋にゲームとして楽しかったからついつい続けてしまったんだよね。

ただ、どうしてもマゾすぎるLV上げや単調なメリポ稼ぎには、何度も嫌気がさしたのも確かです。
インしてもチャットだけの日が続いたりしてたところで、実装されたのが

バリスタだった

FF11は基本的に、PvRvやPKのような”対人戦”は無かったんだけど、バリスタで実現した。
戦闘というより、スポーツみたい感じなんだけど、それがけっこうアツくなれるルールでハマった。2年ぐらいはバリスタしかやってない時期がありました。バリスタで強くなるために、全然興味がなかったジョブを上げたりしてモチベにもなった。またMob相手とは全然違うジョブ構成で、忍/狩、黒/忍、モ/侍など独自性があって、バリスタ用マクロを考えたりするのも楽しかった。

しかし、そうしたあまりにも独特なプレイスタイルというか、普通にLV上げやレア装備集めなどを主にプレイしている人からすれば、馴染めない仕様であったため、プレイヤー層もかなり限られてしまい、いつも同じ面子で遊んでる感じなっちゃってました。HNMドロップのさいきょうのそうびを身にまとった廃人が、60AFのユニクロプレイヤーに、バリスタでは何も出来ずに倒されるなんてよくある事だったので、それくらいマクロ1つとっても独特だったわけです。

バリスタも飽きてきたところで、アトルガンの秘宝が実装された。
今までヴァナ・ディールだけだった世界から、新しい世界、都市、フィールドが追加され、飛躍的に遊べる要素が増えたのがアトルガンだったと記憶する。新要素が多くてFF11をはじめた当初のように、初心に帰って遊べました。

その後、アトルガンの世界をだいたい見回った、ミッションなどもやり終えたあたりで、ぽにゃんはFF11を離れる事になった。リアル事情の変化でインできる時間が減ってしまい、PTに参加するのが困難になり、PCの前でご飯食べながらプレイできるような生活環境じゃなくなったのが原因。

FF11をプレイしている間に、時間が作れなくて続けるのが困難になる人を沢山見てきたし、仕方の無い事なのだけど、FF11の世界をそうした理由で体験できない事が、実に悔やまれる。続けたくても続けられないほど時間がかかってしまうのがネックというか、勿体無いなーと思う。これだけ完成度が高く作りこまれたMMOはそうそう無いだけにね。

なので、すごく面白いMMOなんだけど、手放しに称賛出来ない部分が、この時間の部分なのです。
いろんなゲームで知り合った友人達を何十人ってFF11へ呼んだけれども、LVカンストまで遊べた人は極わずかだったもんな・・・もっと遊びたかったよ


そして数年後・・・待望の時期ファイナルファンタジーMMO、FF14が発表される!


11のようにヘビーな内容で、野良PT組むのも大変で時間がかかってしまうのではないか?
と、警戒してしまうのだが・・・果たしてどうなるか。
LSメンバーだけでLV上げが出来たり、予定や時間を決めて遊べればいいんだが・・・

頼むぜスクエニさんよ!



PS2で撮ったスクリーンショット集

●当時のいろいろ

2chの存在。
FF11発売以前、当時のネトゲユーザによる2chの使い方は、サーバ別にスレが立ちテンプレリンク集、情報交換などでした。晒しもありましたが、今のゲームみたいにアカウント=キャラ名固定ではなかったので、それほど意味を成さなかった。なので1スレ消費するにも一ヶ月かかることも普通でした。また、多くは個人運営情報サイトや専用掲示板などが主流でそちらで情報交換がされていた。

しかし、FF11をキッカケにネットゲームと2ch繋がりは大きく変わっていく。
FF11と言えば、ネ実(2chネトゲ実況板)との関連性、というかもはや文化が作られていく。

ネ実=ネトゲ実況は、FF11発売と共に初めて2chにカテゴリされ、元々はFF・ドラクエ板から隔離すべく作られた板。当初はFF11板。その後スクエアエニックスから数多くのネットゲームが発売され、スクエニ関連のゲームスレがここに立てられるようになり、改名されネトゲ実況に落ち着く。

まぁ、FF11が生まれた事によって、ネ実が生まれたってことです。
FF11プレイヤー人口が多すぎる故に、その他のゲームはネ実2、ネ実3と大・小MMO板分かれしていく。

当初はFF11の初動問題、サーバ接続状況などの情報交換が主でした。
原因は、FF11は公式掲示板・フォーラムを作らなかった事。結果的に、いろいろな情報を知る手段としてネ実を多くの人が読み書きするようになる。他に手段が無かったので、自然と成るべくして活用されるようになった。
それまで2chを毛嫌いしていた層や、知らなかった層もROMるようになる。

当時の他のネットゲームのほとんどが、公式でユーザー間及び、ユーザーと運営チームとの活発な意見交換が行われていました。また、ブログやWiki、ましてSNSなど無かったので、公式の掲示板を日記感覚で書く人もいたり。異様な速度でスレを消化していたのもイイ思い出(セガBBS、PSO掲示板など)

なぜFF11は公式フォーラムを作らなかったのか。わからん・・・。なんでだろ。調べるのダルイ(; ´ω`)
後に外部企業運営のプレミアサイトなるものが作られたらしいが、あくまでファンサイトの位置づけで、開発・運営は一切関与しなかった。参考にはしていたらしい?
ゆえに「殿様運営」とも言われた。一方的な運営方針でプレイヤーは与えられたエサに飛びつくだけだった。


今あるネトゲ語録のほとんどは、FF11とネ実発祥と言っていい。
他のゲームのプレイヤーも、FF11発祥と知らずに使っている人も多い。

ここでネ実のすべてを語る事は不可能と思うので、あとは感じてくれw
代表的なのをいくつか紹介してみる。


・FFは遊びじゃない

【ww伝説の】コイツが放った名台詞12【突き技!】*1
940 名前: 名無しさん 投稿日: 2003/05/31(土) 23:16 [ cGSLEHGA ]
18 名前:既にその名前は使われています 投稿日:03/05/31 08:16 ID:mqcp5DwD
あと魔導師誘う時は自分を殺すくらいに丁寧にな
「こちらLs○○の○人PTです。良かったらご一緒していただけないでしょうか?」
白魔道師と詩人以外はヴァナ・ディールの底辺であるということを自覚しないとダメ
しかもLv差が許容されるのはせいぜい2で3も離れたらメンバーに嫌がられる
気軽に楽しみたいのなら信長行け。いいか、勘違いするなよ


        F  F  は  遊  び  じ  ゃ  な  い


これがわからない奴はやるな


ここから「○○は遊びじゃない」とされ○○にゲーム名などが入る。最初は廃人が放った言葉だったが、現在は廃人を馬鹿にする時に使われる事が多い。


・うはwwwwwおkkkkwwwwwwwww
したらばの鯖板に立った 「wwwwwwwwwwwwww」というタイトルの糞スレの187が初出(?)
当初は白魔道士の台詞であったがスレの流れでいつの間にか内藤の代表的な台詞になった。
鯖板からネ実を通じ2chのあちらこちらに広まった結果、今日では→2典Plusにも登録され、ある意味FF11を象徴する言葉となってしまった。
一般にはVIP板用語として認知されがち。あらゆる理不尽な状況…時に自分が招いた不利な状況…を受け入れる際の内藤の決まり文句として多用される。


・それは仕様です。
FF11サービス開始初期の混乱時にしばしば見受けられたGMの名(迷)台詞。
どこまでが仕様なのか。どこからがバグ(不具合)なのか。
ユーザーは不具合だと考えても、運営サイドは仕様と言ったり。
ソフトウェアを製作する側にとっては、迂闊にバグを認めてしまうことは己の首を絞めることになりかねないため、サービス開始当時のGMは実態を把握しないままにこの文言を逃げ口上として使用していたのであろう。
この対応にユーザーからの不満が噴出したためか、現在GMコールを行ってもGMがこの台詞を言うことはまずないと思われる。現在は「GMにはバグかどうか判断いたしかねます。」といった旨の答えが返ってくる。


・orz
元々あった _| ̄|○ ←と同義。落胆の様子。
orz~(ミスラ) o-rz(エルヴァーン) or2(エルメス) on(タルタル)などがある。他にも多数。


・廃
多大なギルや時間を投資しなければ実現できない事象に関する接頭語。蔑称。

1.廃人
いろんな要素で廃である人に送られる蔑称のひとつ。

2.廃神
廃人の中でも飛びぬけて廃である人のこと。

3.廃装備(廃人装備)
多大なギルやプレイ時間を費やしたと思われる装備のこと。

4.廃レベル
睡眠時間や仕事の時間を削らなければ実現できないのではないかという非常に速いペースで上げたと予想されるレベルのこと。英語の「高い」を意味する「high(ハイ)」と掛けている

5.準廃
廃人に準ずるプレイ環境にある人や、廃人には及ばないがそれに準ずる資産を持っている人を「準廃」ないし「準廃人」と呼ぶことがある。

TV番組で『ネトゲ依存からの脱出』という特集が放送、ネットゲームのため「数年前に仕事を辞めた」という人物A氏(40歳・独身・無職)が紹介された。プレイしていたゲームはFF11だった。


・ボトラー
「トイレに行く暇すら惜しい為、ペットボトルで小尿を済ます廃人」を意味する。
悪ノリが積み重なり「オムツァー」「ポリラー」など数多くの派生を生み、また各派生用語に人格を持たせて数多くの「エピソード」を作り上げたことが影響している。

主にHNMLS環境の特殊性と偏見から始まった。
廃人集団HNMLS同士でのモンスターの取り合いから、HNMLS同士が衝突したとき「釣り勝負」が行われ、何十時間も一瞬たりとも画面から目を離せない。という、常識とまで周知された現実が「ボトラーが発生しても不思議ではない」といった風潮を生みだした。

派生ネタ

•オムツァー
オムツ派。ボトラーのルーツとも言われている。

•ポリラー
最近台頭し始めてきた、新進気鋭のボトリスト。その大容量は他の追従を許さない。

•垂れラー
ボトルすら放棄して、排泄を室内に垂れ流しにしてHNM狩りを行う最強のヒキメン。

•ホースメン
性器と口をホースで直結した豪の者達。尿は飲尿健康法として再利用する。

•花摘み野郎
尿意や便意を催したらトイレに駆け込むという、軟弱な輩。ボトラーからは白眼視されている。

•スナラー
ペットに猫を飼っていた者が、猫の砂にしてみたのが始まり。その消臭能力から猫を飼わない者たちにも広がりつつある。

•尿カテラー
医療用の膀胱留置カテーテルを装着し尿意すら感じない全てを超越した存在。だが、便意に対しては無力。

•自給自足ラー
便→肥料→野菜→食す→便→肥料→・・・という無限サイクルが可能。

•おまラー
おまるに座りながら狩り続けるヒキメソ。
大便、小便に対応可能であり、ヒキメソの間で大変流行した。

•トイラー
トイレの小部屋を改築し、PCを配置、衣食住の全てを同時にこなすことができる究極形態。

•スカラー
FFヒキメンかつ、彼女、妹がいて、スカ好きという特殊な環境で実現できない。

•和式トイラー
和式トイレの個室にPCを配置したスタイル。現在では洋式トイラーにその座を受け渡してしまったが、かつてはトイラーの定番とまで言われていた。

•風呂ラー
バスルームにPCを配置するスタイル。防水、防曇対策が骨だが、終始全裸でいられる安心感、開放感は筆舌に尽くし難い、正にびっくりするほどユートピア。

•ハンダー
「おまえの肛門にハンダゴテつっこむぞ」と脅されるのはハンダゴテで肛門を封印したと言われる彼の伝説が元となっている。 ちなみに彼のその後は誰も知らない。

•シャネラー
尿や便を壺にして、そのにおいを隠すために、香水をふりかけるボトラー界の貴族階級。

•ユタンパー
湯たんぽに放尿するという、ボトラーの亜種。


・非女(ひめ)
「自分が何もしなくても周りが世話を焼いてくれる」、もしくは「自分は何をしても許される存在である」
と勘違いした、困った女性キャラのこと。姫の読みに当てた造語である。
通常は姫と表現される場合が多いが、昨今「そっか^^わたしってお姫様かも~♪」などとんでもない勘違いする者が出現し非女という表現が使われだした。

非女被害報告所まとめ
→http://f54.aaa.livedoor.jp/~ffxihime/

非女被害報告所のまとめ その2
→http://www.geocities.jp/himehigai/

非女被害報告所まとめ其の3
→http://saisai.main.jp/hime/

実害も多くあったものの、徐々にネタ化していくのもネ実クオリティ


・従者
姫のカリスマ性に魅了された彼らは、彼女への有形無形の支援を惜しまない。
本人の意思でそうした献身的行為を行っているのであればそれこそ個人の自由であり、それ程人の迷惑にもなるものではないが、相手がいわゆる非女だった場合、非女の理不尽な要求にも盲従してLSの決まり事等を都合よく捻じ曲げてしまう空気を醸成するなどし、結果として他の善良なプレイヤーに割を食わせてしまう例が度々ネット上で聞かれる。

また、姫自身は良識ある人物であっても、従者が勝手に入れあげて一方的な支援を行い、果ては周囲にもそれを強いるなどの被害を及ぼすケースや、さらには、そうした過剰な支援により姫が増長してしまい、徐々に非女化してしまった例などもある。
他にも、一方的すぎる好意の押し付けがストーカー行為等に発展することもあり、上記の他人に迷惑をかける例も含めて「従者被害」という事例がヴァナ・ディール内でも数多く報告されている。
そうした事もあり、好意的な意味で使われる事は殆ど無い言葉である。



以上、ほんの少しですがFF11以外でも通じるのを載せてみました。


基本的に他のゲームと比べると、FF11プレイヤーの民度は高い。徐々に高まったが正しいかな。
あらゆる事件が起こり、いろいろと耐性を身に着けたネ実民は、なんでもネタにしてしまう傾向がある。
それは常識人が多いことからネタ化できるのであって、またそのネタを楽しむ遊び心も兼ね備えている。

しかしながら日本最大級MMORPGであるが故に、極端な人が多いのも確か。
廃人クラスと呼ばれるプレイヤーは、他のゲームの廃人とは比較にならないほど廃度で、一級エリート廃人ともなれば廃神と呼ばれる。FF11の仕様・システムがそうさせるわけだが、RMTで万単位の相場、アカ売りともなれば百万単位の売買すらあった。これは他のJPゲームでは見られない。

そうした背景から、俗に言う「害プレイヤー」の害度・頻度も他のゲームより高く多い。。
常軌を逸した行動、思考で数々の事件が起こる。時にはゲーム内だけに収まらず、現実社会にまで及ぶ。
それら害プレイヤーを抑止、制止するべく、「プレイヤーが集団で抗議する」俗に言う禿ガル祭が行われた。
これもFF11ならではの独特のプレイヤーイベントと言える。


禿ガル祭
DQNプレイヤーへの抗議や攻撃を目的に、インパクトの強い禿ガルを利用した集団が結成された。GMが裁けないなら自分たちがという意気込みが強く、ハラスメント行為も辞さない状態であった。
具体的には、shout、tellなどを利用した集団的ないじめともとれるハラスメント行為が行われていた。宅配を利用した妨害(チラシ爆撃)も、抗議活動におけるハラスメント行為のひとつとして挙げられる。


この禿ガル祭が最初に行われたのが、ぽにゃんがプレイしていたTitanサーバでした。
最初だったので、主催やまとめ役が居らず、ほとんど暴徒と化し、悪ノリの参加者も多かった。

しかし、回数を重ねるごとに教訓を活かし、祭の目的が、「暴れること」から「対象プレイヤーの罪状の告知」にシフトし、対象となるPC本人の言動等、明確な証拠の提示となり、規約違反行為を表立って行わない事で活動期間が長期化するようになる。祭対象のプレイヤーの罪状の記載された祭サイトへの誘導方式となっていく。

この禿ガル祭で解る事がいくつかある。

ネ実を利用するプレイヤーは、社会人で俗に言う一般プレイヤーが割と多いことが挙げられる。
公式フォーラムが無いことから当然の成り行きなのだが、それと共にゲームをする時間が限られることから、少しでもFF11の情報が欲しい、コミュとして参加して楽しみたい。といった傾向がある。
学校・仕事の休み時間にパソコンや携帯でなど。

廃人層の方がネ実を嫌う傾向にある。
自分が晒し対象になっていることから見ないようにする。またはゲームプレイが忙しくネ実の読み書きに時間を割けない。またPS2でしかプレイしていない事から見る事がない。この場合で多いのがPS2でしかネットに繋げておらず情報不足から、知らずに害プレイをしてしまっているケースも多分にあった。

ほとんどの害プレイヤーは「自ら害プレイをしている」と自覚しているので、ネ実を完全に無視し反論抵抗などは一切しないケースが多い。しかし稀に徹底抗戦してくる害プレイヤーもいた。
その中でも最も有名になったプレイヤーキャラは


ブロント(Buront)
ネ実において、その痛い思考パターンと貧弱一般人には真似できない天才的言語センスによって一躍脚光を浴びた、ある(もしくは複数の)ネ実住民。実際に「ブロント」の関連スレ、あるいは当人と目される人物(群)の書き込みによってネ実ひいては2ちゃんねる全体に与えた影響は計り知れない。ブロントと思われる人物がネ実にレスをする時、「ロト」「最高の騎士」などの固定ハンドルネームを使っていた。


FF11プレイヤーでこの名を知らない人はいないと言ってイイほど有名になる。またFF11をプレイしてなくてもこの名を知る者は沢山いる。当初は、ただの害プレイヤーとして晒されただけでした。怒ったブロントはネ実に降臨し「自演自作」「成りすまし」などして暴れまくり、本人は「ブロントではない」と否定するも、その極めて個性的な文体でバレバレですぐに中の人が特定される。

その強烈で個性的な文は、数々の名言・語録を生み出し、爆笑を誘う。
ツッコミ疲れた2chの人々はは、ブロント本人よりも、その名言をネタにしてパロディ化していく。数え切れないほどのパロディが作られ、もはやブロントが何者なのか存在したのかさえ、どうでもよくなっていく。

その結果、元ネタを知らず過度に美化された二次創作・三次創作の設定を信じ切っている者まで現れ、またブロンティスなる偶像崇拝が作られ、華麗にブロントを演じきるいろいろな遊びが流行る。この遊びは公式にまで発展し、Wikipediaにも登録される。また大阪日本橋にブロント喫茶誕 くつろぎ空間「ベヒんもス」(閉店済)なるものまで営業した過去もある。

公式においては
「ファンタジーアース・ゼロ」の公式サイトのエイプリルフール企画にてブロントネタが登場したり、同時期に実装されたアルタナクエストの「朔北の爪牙」のイベント選択肢や、追加シナリオ「石の見る夢」のイベントシーン、2010年3月実装のクエスト「子と父」にもブロントネタを匂わせる演出が見受けられ、更にはFFシリーズの歴代キャラが登場する「ディシディア ファイナルファンタジー」においてもブロントネタが見受けられたりと、公式サイドでも該当ネタをそれなりに認知している様子が窺える

詳しくは下記サイト参照


ブロント様言行録

ブロントさん名言集


2chの存在について賛否両論ではあるが、ことネ実に関してFF11に関して、ネ実ネタがパロディ化した内容を、スクエアエニックスも、公式でも採用されるほど影響力がある。

ネ実についてはとても語りつくせませんが、代表的なのが以上です。

オンラインゲームと2chの繋がりは、FF11から大きく変わっていった。
それまでのネットゲームでは、「2ch=悪」とされがちで、プレイヤーも「2chを見ている」事を隠し、ましてや「2ch用語」をゲーム内で使うなど恥とされ、むしろ「2ch初心者」扱いされた。覚えたての用語を嬉々として使ってると嘲笑されたものだった。


しかし、FF11から2chはオンラインゲームの切っても切れない非公式掲示板と化してしまった


以後、あらゆるネット・オンラインゲームにおいて、必ずと言っていいほどすべてのゲームのスレッドが、ネットゲーム板内のどこかに立つようになり、そのスレッドの数、消化速度がそのゲームの人口や流行度を示す、指針とさえなっていくのである。



スクリーンショット


2002年
ぽにゃタル ヴァナに降り立つ
後に伝説の大魔道士になる?


LS発足 一番最初のLSイベント
釣り大会
集合SSもこれが始めてだったと思う


画質がヒドイけどw
PS2初期のSSのサイズは360x240だったぽい



2004年ぐらいからPC版に!
カー君 かわいい



LS+フレのフルアラで、なんか帽子取りにいった時のやつ
NM名なんだっけ・・・忘れた(゜▽゜;)


正月イベント
みんなでウィンダスの噴水だったっけな
そこで円を描きながら歩いてたら、沢山の人が集まってきて
大行進したのでした



変身できるアイテムが出ると、何かしでかす
しでかさずに居られない
飛び入り参加も混じって、UFO呼んだりする



LSで伝説として語り継がれる闇王戦
何十回と闇王やったけど、この一戦だけは忘れられない
左の変な白い奴が・・・こやつが!



すたーぽにゃタルず団



夏!



チャットでも常時関西弁のゲーハー
怖そうに見えるが、超いい奴
FF14はよ来い



お侍ばっかやってる人
プロMのアレに似てるからアレが出るたびに、コヤツにしか見えない
つーか♂キャラばっかのLS



♂キャラ率の高さはヴァナ屈指(中身♀有り)
「う○こ」とか平気でシャウトしちゃうアレだった
LSチャットもあふぉなチャットが多かった
というより、あふぉなチャットしかなかった



なんだこでちょーかわいいむひょー
もんちっちみたい
プロマシア実装、LSMだけでPMクリア!
感動した!



PCも何台目か新しくなり、グラも綺麗に
真ん中の詩人がぽにゃタルかな



ぽにゃタルが最後に参加したLSイベント
この中には今でもずっと、FF11続けている人もいるよね



最後にやったジョブ 学者
FF11では、後衛全般でやっておりました
学者AFを取ったところで、ヴァナとお別れを・・・

貼りきれない程、思い出SSが沢山あります
初めての船、初めてのチョコボ、初めての飛空挺
などなど、初めて記念のSSや
沢山のにゃがメンとの、いろんな事した思い出

ヴァナで出会ったすべての人達に

感謝







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